マッサ・ヴェッキア/ポッジョ・ア・ヴェンティ 2022

マッサ・ヴェッキア/ポッジョ・ア・ヴェンティ 2022

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【赤・しっかり】
★黒い果実と大地、標高約500mの畑がもたらす力強さと緊張感

マッサ・ヴェッキアの最上級赤として位置づけられる、単一区画のサンジョヴェーゼです。

ブラックチェリーや熟したプラム、ブルーベリーを思わせる果実の香りに、乾燥したハーブ、森の土、革、スパイス、鉄や石のようなニュアンス。

凝縮した果実味と力強いタンニンを備えていますが、標高の高い畑に由来する鮮やかな酸が味わいの中心を貫いています。

密度がありながら鈍重ではなく、果実、酸、渋み、ミネラルが縦に伸びていくような緊張感があります。

ポッジョ・ア・ヴェンティに使われるのは、「フォルナーチェ」と呼ばれる標高約500mの区画で育つサンジョヴェーゼです。

気候変動によって夏の酷暑が増すなか、ファブリーツィオは、黒ブドウの糖度と種や果皮の生理的な成熟が同じタイミングで訪れる場所を求めていました。

そこで選んだのが、伝統的にはブドウ栽培に使われてこなかった、冷涼な高標高のフォルナーチェです。

成熟を急がせず、鮮やかな酸を保ちながら、果皮や種まで健全に熟したブドウを収穫できること。

さらに、生理的な成熟を迎えた果皮には、自然発酵を支える豊かな微生物環境が生まれるとファブリーツィオは考えています。

植樹から10年以上が経過し、畑から安定して高品質なブドウが得られるようになったことで、ポッジョ・ア・ヴェンティはマッサ・ヴェッキアのトップキュヴェとなりました。

収穫したブドウは木製の開放発酵槽で、野生酵母によって自然発酵。

オーク樽で約2年半熟成し、瓶詰め後もさらに6か月休ませてからリリースされます。

若いうちはタンニンと酸に力がありますが、空気に触れるにつれて黒い果実、地中海のハーブ、土や革の香りが幾層にも重なります。

野性的な力強さと、冷涼な畑がもたらす緻密さ。

マッサ・ヴェッキアの農業とサンジョヴェーゼの可能性を、最も深く表現した一本です。

牛肉の炭火焼き、仔羊や猪のロースト、ジビエの煮込み、ラグーソースのパスタ、熟成チーズなどと好相性。

すき焼き、牛肉の赤味噌煮、豚の角煮、鰻の蒲焼き、牛すじ煮込みなど、力強い旨みと甘辛さのある料理にもよく合います。

16〜18℃ほどを目安に、大きめのグラスでお楽しみください。現時点では飲む2時間ほど前の抜栓がおすすめです。可能であれば数年単位で熟成させ、タンニンがほどけていく変化も楽しみたいワインです。


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▼商品情報

タイプ/赤
品種/サンジョヴェーゼ100%
ヴィンテージ/2022年
容量/750ml
アルコール度数/13.5%
産地/イタリア/トスカーナ
熟成/オーク樽


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▼造り手紹介
マッサ・ヴェッキア【イタリア/トスカーナ】

マッサ・ヴェッキアは、トスカーナ州南部のマレンマ地方、マッサ・マリッティマにある小さな農場です。

1985年、ファブリーツィオ・ニコライーニが、父アルベルトから受け継いだ畑をもとにワイナリーとしての活動を始めました。

創業当時から根幹にあるのは、「母なる大地への愛と、自然に危害を与えるものを拒む」という考えです。

畑では化学肥料や除草剤に頼らず、ブドウの栽培だけでなく、家畜の飼育、その餌となる穀物の生産、ワラや残根、家畜の糞尿を利用した堆肥造りまでを自分たちで行っています。

ブドウ畑、オリーブ畑、穀物、家畜が互いにつながり、農場全体で一つの循環をつくる農業です。

収穫したブドウは、主に栗の木で造られた開放発酵槽へ。

ブドウの果皮に生息する野生酵母によって自然に発酵させ、清澄や濾過を行わず、亜硫酸塩の使用も必要最低限に抑えています。

自然なワイン造りが広く知られる以前から、土地やブドウの個性を損なわず、そのままワインに映し出すことを追求してきた造り手。

素朴さと野性味の中に、深い旨みと不思議な品格を備えた、マレンマを代表する存在です。


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