クリスティアーノ・グッタローロ/ミロ 2019
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【赤・ややかろやか】
★赤い果実とドライフラワー、伸びやかな酸が心地よいプリミティーヴォ
南イタリア、プーリア州を代表する黒ブドウ、プリミティーヴォから造られた、瑞々しく飲み心地のよい赤ワインです。
プリミティーヴォと聞くと、熟した黒い果実と高いアルコール、濃厚で力強い味わいを思い浮かべる方も多いかもしれません。
しかし「ミロ」は、そうした一般的なイメージとは少し異なります。
果実の豊かさを備えながら、鮮やかな酸と軽やかな質感があり、濃さや重たさを感じさせない仕上がりです。
使用するのは、クリスティアーノが育てるブドウの中でも比較的樹齢の高い、プリミティーヴォの畑。
畑とワイナリーは、ジョイア・デル・コッレ郊外、標高約400mのムルジャ台地に位置しています。
白い石灰岩を豊富に含む土壌と標高の高さ、海から吹く風が、ブドウの豊かな熟度と生き生きとした酸を支えています。
「ミロ」というワインが現在のスタイルになったきっかけは、雨の多かった2018年でした。
ブドウが雨水を吸い、果実が樹上で裂けてしまったため、クリスティアーノは果皮との接触を短くし、赤とロゼの間を思わせる軽やかなワインに仕上げました。
その飲み心地のよさが、彼の目指す「人を構えさせないワイン」と重なり、2019年以降も短いマセレーションを採用しています。
2019年は、プリミティーヴォを果皮とともに約4〜5日間発酵。
圧搾後はステンレスタンクへ戻し、発酵の続きと熟成を行っています。
木樽の風味や強い抽出を加えず、プリミティーヴォの果実と酸、石灰岩質の土地に由来する風味を素直に表現。
無濾過・無清澄、酸化防止剤を加えず瓶詰めされています。
色調は、透明感を残した明るいルビー色。
香りは、サクランボやラズベリー、赤スグリを思わせる瑞々しい赤い果実が中心です。
そこに、バラのドライフラワーや野生のハーブ、土、ほのかなスパイスを思わせる香りが重なります。
口に含むと、熟した赤い果実の旨みがやわらかく広がります。
プリミティーヴォらしい温かみはありますが、果実が重たく沈み込むことはありません。
伸びやかな酸と石灰を思わせるミネラルが味わいを支え、軽快な飲み心地へと導きます。
タンニンはやさしく、果皮由来のほのかな渋みがワインに心地よい輪郭を与えています。
果実味、酸、タンニン、旨みのバランスがよく、どれか一つが強く主張することのない調和の取れた味わいです。
濃厚な南イタリアの赤ではなく、赤い果実の瑞々しさを気軽に楽しめるミディアムボディ。
肩肘を張らずに飲めますが、土地に由来する酸やミネラル、野性味もしっかりと感じられます。
プリミティーヴォの印象を心地よく変えてくれる、素朴で明るく、生命力にあふれた赤ワインです。
14〜16℃ほどを目安に、少しだけ涼しい温度からお楽しみください。
気温の高い季節には、冷蔵庫で30分ほど冷やしてから飲むのもおすすめです。
トマトソースのパスタやピッツァ、サルシッチャ、豚肉のグリルと好相性。
鶏肉のトマト煮、ミートボール、焼き鳥のたれ、肉じゃがなど、甘辛い味つけの家庭料理にもよく合います。
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▼商品情報
タイプ/赤
品種/プリミティーヴォ100%
ヴィンテージ/2019年
容量/750ml
アルコール度数/12.5%
産地/イタリア/プーリア
熟成/ステンレスタンク
※掲載写真のヴィンテージが異なる場合がございます。お届けする商品は、商品名・商品情報に記載のヴィンテージです。
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▼造り手紹介
クリスティアーノ・グッタローロ【イタリア/プーリア】
南イタリア、プーリア州の内陸部に位置する町、ジョイア・デル・コッレ。
クリスティアーノ・グッタローロは、この町の郊外に広がるムルジャ台地でワイン造りを行っています。
ワイナリーを立ち上げたのは2004年。
カンパーニア州サレルノに暮らしていたクリスティアーノは、カンティーナ・ジャルディーノのアントニオ・デ・グルットラと親交を深め、互いの夢を語り合う中で、ジョイア・デル・コッレへの移住を決意しました。
大半の土地が標高100m以下にあるプーリア州において、彼の畑とワイナリーは標高約400mに位置しています。
ムルジャ台地に広がるのは、白い石灰岩を豊富に含むカルスト地形の土壌。
標高の高さによって日中の気温が上がりすぎず、夜には涼しい空気が流れ込みます。
さらに、アドリア海やイオニア海から吹く風がブドウ畑を通り抜け、温暖な南イタリアにありながら、ブドウに鮮やかな酸を残します。
クリスティアーノが目指すのは、果実の力強さや濃さだけを強調したワインではありません。
彼が好むのは、ジュラやシャブリのワインに見られるような、しっかりとした酸とミネラルを備え、余韻が縦に長く伸びる味わい。
プーリアの明るい果実を生かしながら、この土地ならではの涼やかさと石灰岩の個性を表現しようとしています。
現在は約40ヘクタールの土地で小麦を中心とした農業を営み、そのうち約6.5ヘクタールでブドウを栽培しています。
畑では化学的な薬剤や肥料に頼らず、微生物や植物、昆虫、動物が共存する環境を大切にしています。
畑に自生する草花を必要以上に取り除かず、土を過度に耕さないことで、その土地が本来持っている均衡を守っています。
栽培するのは、プリミティーヴォ、ヴェルデーカ、ネグロアマーロ、ススマニエッロなど、プーリアに根づくブドウ品種。
醸造所でも、野生酵母による自然な発酵を行い、人為的な介入をできる限り控えています。
熟成にはステンレスタンクのほか、木樽やアンフォラなどを使用。
ブドウやヴィンテージに応じて容器を選びながら、強く抽出するのではなく、より繊細で飲み心地のよいワインを目指しています。
ワインは基本的に無濾過・無清澄、酸化防止剤を加えず瓶詰め。
南イタリアらしい太陽の果実を備えながら、重たさを残さず、鮮やかな酸と塩味を感じさせる。
プーリアワインの一般的なイメージとは異なる、軽やかで透明感のあるワインを生み出している造り手です。
