ココ・ファーム・ワイナリー/農民ロッソ 2023
ココ・ファーム・ワイナリー/農民ロッソ 2023

ココ・ファーム・ワイナリー/農民ロッソ 2023

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【赤・ややかろやか】
★赤黒い果実とやさしい渋み、日本各地のブドウが奏でる赤

日本各地の畑で育った8品種のブドウを重ねた、果実味豊かで親しみやすい日本の赤ワイン。

「ロッソ」は、イタリア語で「赤」を意味します。
使用するのは、メルロ38%、マスカット・ベーリーA26%、カベルネ・ソーヴィニョン21%を中心に、ブラック・クイーン、ツヴァイゲルト、カベルネ・フラン、ピノ・ノワール、シラー。

長野、山形、栃木、山梨、北海道と、それぞれの品種が健やかに育つ土地で収穫されたブドウを組み合わせています。
ココ・ファーム・ワイナリーが大切にしているのは、その土地の気候や土壌に無理なくなじむ品種を育てる「適地適品種」という考え方。

一つの畑や品種だけで表現するのではなく、日本各地の農家が育てたブドウの個性を重ねることで、バランスのよい味わいに仕上げています。

手摘みで収穫したブドウは丁寧に選果し、良質な房だけを除梗して軽く破砕。
ステンレスタンクに入れ、低温の状態からゆっくりと温度を上げながら、ブドウに付着する野生酵母によって自然に発酵させています。

発酵中は果汁を循環させるルモンタージュを行い、約1〜2週間、果皮や種子から果実味や色、タンニンを穏やかに抽出。
圧搾後は木樽とステンレスタンクに移し、野生乳酸菌によるマロラクティック発酵を促します。

その後、木樽とステンレスタンクで約6〜7か月間熟成。

ブドウの素直な果実味を生かしながら、複数の品種と産地が自然に調和するよう仕上げています。

香りは、ラズベリーやブルーベリー、ブラックチェリーを思わせる、瑞々しく少し甘やかな果実が中心。

甘草やカカオ、ほのかな樽の香ばしさが重なり、親しみやすさの中にも複雑な表情を感じられます。

口当たりは柔らかく、熟した赤や黒の果実を思わせる、ふくらみのある果実味が広がります。

穏やかな酸が全体を支え、タンニンは滑らか。
軽やかな飲み心地でありながら、カベルネ・ソーヴィニョンなどがつくる骨格もあり、余韻までバランスよく続きます。

重厚な赤ワインではありませんが、単に軽いだけでもなく、果実味、酸、渋みがほどよく調和した味わい。

赤ワインを飲み慣れていない方にも親しみやすく、普段の食卓に気軽に合わせられる一本です。

暑い季節は少し冷やして、涼しい季節は常温に近い温度で。
14〜16℃ほどを目安にすると、果実の瑞々しさと滑らかなタンニンをバランスよく楽しめます。

ルッコラと生ハムのサラダ、鰹のたたき、鶏肉のローズマリー風味、白いんげん豆の煮込み、トリッパのトマト煮込み、ナポリタンなどと好相性。

鰻の蒲焼き、焼鳥のたれ、チンジャオロース、ハンバーグ、豚肉の生姜焼きなど、甘辛い味つけや香ばしさのある日々の料理にも幅広くおすすめです。


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▼商品情報

タイプ/赤
品種/メルロ38%、マスカット・ベーリーA26%、カベルネ・ソーヴィニョン21%、ブラック・クイーン5%、ツヴァイゲルト4%、カベルネ・フラン3%、ピノ・ノワール2%、シラー1%
ヴィンテージ/2023年
容量/750ml
アルコール度数/11.9%
産地/日本
ブドウ産地/長野県、山形県、栃木県、山梨県、北海道

※掲載写真のヴィンテージが異なる場合がございます。お届けする商品は、商品名・商品情報に記載のヴィンテージです。


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▼造り手紹介
ココ・ファーム・ワイナリー【日本/栃木県】

栃木県足利市の北部、平均斜度38度という急斜面の麓にあるココ・ファーム・ワイナリー。

その原点は、1958年、中学校の特殊学級で教員をしていた川田昇さんと生徒たちが、山を切り開いて始めたブドウ栽培にあります。
平らな農地を得ることが難しく、選んだのは立っているだけでも大変なほどの急斜面。

しかし、南西向きの斜面は日当たりと水はけに恵まれ、ブドウ栽培に適した土地でもありました。

1969年、ブドウ畑の麓に知的障害者支援施設「こころみ学園」が開設。
園生たちは、草刈りや枝拾い、堆肥運び、摘房、収穫など、一年を通してブドウ畑の仕事に携わってきました。

機械の使用が難しい急斜面だからこそ、人の手で行う仕事が途切れることはありません。
畑で体を動かし、自然のリズムの中で働く日々は、園生たちの暮らしと心身を支える大切な営みになっていきました。

1980年、こころみ学園の考え方に賛同する保護者たちの出資によって、ココ・ファーム・ワイナリーを設立。

1984年に醸造免許を取得し、自分たちの手でワイン造りを始めました。
こころみ学園とココ・ファーム・ワイナリーは別の法人ですが、現在も互いに支え合いながらワインを造っています。

園生たちはブドウ栽培だけでなく、仕込みや瓶詰めなど、醸造場のさまざまな仕事にも参加。
一人ひとりができることを担い、その積み重ねによって一本のワインが生まれています。

足利の自家畑では、開墾以来、除草剤を一度も使用していません。
現在も自家畑では除草剤や化学肥料に頼らず、草花や虫、鳥たちが共に生きる環境の中でブドウを育てています。

ココ・ファーム・ワイナリーが大切にしているのが、それぞれの土地の気候や土壌に合った品種を育てる「適地適品種」という考え方です。

足利や佐野の自家畑に加え、北海道、山形、長野、山梨、栃木など、日本各地の契約栽培農家と協力。
その土地で元気に育つブドウを選び、100%日本のブドウからワインを造っています。

醸造では、ブドウ本来の個性と土地の風土を生かすため、野生酵母による自然な発酵を中心に採用。

ワインを決められた型へ整えるのではなく、ブドウが持つ力や状態を見極めながら、そのブドウがなりたい姿へ導くことを大切にしています。

ココ・ファーム・ワイナリーのワインは、誰か一人の技術や才能だけで造られるものではありません。

畑を拓いた人、ブドウを育てる人、醸造する人、瓶詰めする人。

それぞれの仕事と長い年月が静かに重なり、日本の土地と人の営みを映し出すワインが生まれています。


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