ローズィ・エウジェニオ/アニーゾス 2020
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【白・ややしっかり】
★熟した果実とハーブ、塩味と美しい酸が重なる奥行きのある白
標高の異なる畑で育つ3種類の白ブドウを、それぞれの個性が最も美しく表れるまで完熟させて造られた、ローズィ・エウジェニオを代表する白ワインです。
エウジェニオが目指したのは、トレンティーノの冷涼な土地から生まれる「偉大な白ワイン」。
品種や区画ごとに収穫時期と醸造方法を細かく見極め、20年以上にわたる試行錯誤を重ねながら、現在のアニーゾスへとたどり着きました。
使用するのは、ノズィオーラ50%、ピノ・ビアンコ40%、シャルドネ10%。
ノズィオーラは野性味や塩味、ピノ・ビアンコは繊細な香りと柔らかさ、標高約750mの畑で育つシャルドネは、張りのある酸と骨格をワインにもたらします。
2019年は比較的気温が低く、標高の高い畑で育つノズィオーラとシャルドネに、美しくエレガントな酸が表れたヴィンテージです。
ブドウは品種と区画ごとに、果皮や種子まで十分に成熟するのを待って収穫。
すべて除梗し、果皮とともに野生酵母によって自然発酵させます。
発酵が完全に終わる前に、それぞれのワインを段階的にブレンド。
木樽で24か月、瓶詰め後にさらに12か月熟成させ、3品種の果実、酸、香り、質感を一つの味わいへと溶け込ませています。
白桃やアプリコット、黄色いりんご、洋梨を思わせる、熟度の高い果実の香り。
柑橘の皮やカモミール、ドライハーブ、蜂蜜、ナッツ、ほのかなスパイスに、石灰や潮風を思わせる鉱物的なニュアンスが重なります。
口に含むと、熟した果実の厚みと滑らかな質感が豊かに広がります。
果皮とともに発酵させていますが、強い渋みや重たさはなく、繊細なタンニンが味わいに奥行きと立体感を与えています。
2019年らしい伸びやかな酸と塩味が豊かな果実を引き締め、余韻には柑橘の皮やハーブ、香ばしい風味が長く続きます。
複雑で飲み応えがありながら、すべての要素が緻密に組み上げられた、均衡の美しい白ワイン。
抜栓直後よりも、時間の経過とともに果実や香りが一つにまとまり、ワインの集中力と奥深さが増していきます。
魚介のクリーム煮や白身魚のソテー、鶏肉や豚肉のロースト、キノコ料理、熟成チーズと好相性。
刺身や焼き魚、天ぷら、鶏の塩焼き、豚しゃぶ、出汁を使った煮物などにもよく合います。
10〜12℃ほどを目安に、少し大きめの白ワイングラスでお楽しみください。冷やしすぎず、抜栓後は時間をかけて、温度の上昇とともに広がる香りや旨みをゆっくりと味わいたいワインです。
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▼商品情報
タイプ/白
品種/ノズィオーラ50%、ピノ・ビアンコ40%、シャルドネ10%
ヴィンテージ/2020年
容量/750ml
アルコール度数/12.5%
熟成/木樽で24か月、瓶詰め後さらに12か月熟成
※掲載写真のヴィンテージが異なる場合がございます。お届けする商品は、商品名・商品情報に記載のヴィンテージです。
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▼造り手紹介
ローズィ・エウジェニオ【イタリア/トレンティーノ=アルト・アディジェ】
ローズィ・エウジェニオは、トレンティーノ州南部、ロヴェレート近郊のヴォラーノを拠点にワインを造っています。
この地域では古くからマルツェミーノの栽培やスプマンテ造りが行われてきましたが、その多くは協同組合や量り売りを中心とするものでした。
農家に生まれたエウジェニオは、サン・ミケーレ・アッラディジェの農業学校で醸造を学び、卒業後は地域の協同組合などで醸造家として経験を積みます。
しかし、効率性や均一性を優先するワイン造りに疑問を抱き、自分が畑で感じたものを、そのまま表現するワインを造りたいと考えるようになりました。
1997年、放棄されていた畑や小さな区画を借り、自身のワイン造りを開始。
最初に造ったのは、カベルネ・ソーヴィニヨンとメルローによる「エゼジェズィ」でした。
現在、畑はヴォラーノやカッリアーノ、ロヴェレート周辺の10か所以上に点在し、すべてを合わせても約6ha。
砂や粘土を含む土地から、標高約750mに位置する石灰岩の多い山の畑まで、それぞれ異なる環境を持っています。
マルツェミーノをはじめ、ノズィオーラ、ピノ・ビアンコ、シャルドネ、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、カベルネ・フランなどを栽培。
畑では肥料を使用せず、銅や硫黄も必要最小限に抑え、天然由来のハーブや植物エキスを生かしながらブドウを育てています。
エウジェニオのワイン造りを特徴づけるのは、徹底した観察と、数え切れないほどの実践です。
収穫時期、果皮との接触、発酵中の酵母の働き、酸素との関係、樽や瓶で過ごす時間。
一つひとつの意味を自ら確かめ、一般的な醸造の常識にとらわれることなく、ブドウを守りながら個性を引き出す方法を探し続けています。
野生酵母による自然発酵を基本とし、果皮や発酵中の酵母が持つ力を生かしながら、人為的な介入をできる限り抑えます。
凝縮感や複雑さを持ちながら、決して重たくなく、繊細で伸びやかな飲み心地を備えるワイン。
土地とブドウへの深い理解、緻密な思考、自由な発想から、ほかの誰にも造ることのできない独創的なワインを生み出しています。
