フォンテレンツァ/ウーヴァ・マッタ 2021
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【赤・ややかろやか】
★赤い果実と花、樹齢約100年の混植畑から生まれる生命力
赤と白、名前の分かっている品種も、いまだ特定されていない品種も、すべて一緒に醸して生まれた特別な赤ワインです。
さくらんぼやクランベリー、野いちごを思わせる明るい果実の香りに、スミレ、ラベンダー、野生のハーブ、土、白胡椒のニュアンス。
口当たりは瑞々しく、赤い果実が軽快に広がります。
酸は鮮やかで、タンニンは細やか。
少し野性的な香りや土っぽさを備えていますが、重さや強い渋みはなく、驚くほど自然に飲み進められます。
可愛らしい果実味と軽やかな飲み心地の奥に、古樹と多品種の混醸による複雑さを備えた赤ワインです。
フォンテレンツァは2021年、アミアータ山の麓にあるモンテジョーヴィ村の郊外で、小さなブドウ畑を購入しました。
畑が植えられたのは1923年。
当時のトスカーナで一般的だった方法に従い、サンジョヴェーゼを中心に、チリエジョーロ、カナイオーロ、コロリーノ、複数のトレッビアーノ、マルヴァジーア、さらに現在も品種を特定できていない白ブドウまでが混植されています。
現代の畑のように品種ごとに区画を分けるのではなく、赤ブドウも白ブドウも同じ場所で育つ、いわば一つの生態系です。
姉妹は、この畑を植えた人々がかつて行っていたように、すべてのブドウを同じ時期に収穫し、一緒に発酵させることを選びました。
「ウーヴァ・マッタ」は、「狂ったブドウ」という意味。
赤白さまざまな品種が入り混じる畑の姿と、自由で予測できないワインの個性から名づけられています。
野生酵母によって自然発酵させ、短期間果皮とともに醸した後、ニュートラルな木樽で熟成。
2021年はトノー1樽分、わずか660本のみが造られました。
飲み心地は軽快ですが、単に若々しく飲みやすい赤ワインではありません。
約100年にわたり畑に残されてきた多様なブドウと、この土地の記憶を一本に閉じ込めた、フォンテレンツァの中でも特に希少なワインです。
生ハム、サラミ、鶏肉や豚肉のグリル、トマトソースのパスタ、焼き野菜などと好相性。
焼き鳥、豚の生姜焼き、肉じゃが、鰹のたたき、きのこの炊き込みご飯など、日常の食卓にもよく合います。
14〜16℃ほどを目安に、少し涼しめからお楽しみください。抜栓直後に少し野性的な香りを感じる場合は、大きめのグラスに注ぎ、ゆっくりと空気に触れさせると、赤い果実や花の香りが開いていきます。
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▼商品情報
タイプ/赤
品種/サンジョヴェーゼ、チリエジョーロ、カナイオーロ、コロリーノ、マルヴァジーア、複数のトレッビアーノ、品種未特定の白ブドウなど
ヴィンテージ/2021年
容量/750ml
アルコール度数/12%
産地/イタリア/トスカーナ
熟成/ニュートラルな木樽
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▼造り手紹介
フォンテレンツァ【イタリア/トスカーナ】
フォンテレンツァは、トスカーナ州モンタルチーノの南西、サンタンジェロ・イン・コッレにある家族経営のワイナリーです。
営んでいるのは、双子の姉妹、マルゲリータとフランチェスカ・パドヴァーニ。
ミラノで育った二人は、両親が1975年に購入したこの土地で夏休みを過ごし、幼い頃からモンタルチーノの自然に親しんできました。
1997年、姉のマルゲリータが21歳でミラノを離れ、フォンテレンツァへ移住。まずオリーヴの栽培とオイル造りを始め、1999年に初めてブドウを植えました。
2000年にはフランチェスカも加わり、姉妹による本格的なワイン造りが始まります。
レ・ボンチエのジョヴァンナ・モルガンティや、マッサ・ヴェッキアのファブリーツィオ・ニコライーニとも親交が深く、その農業とワイン造りから大きな影響を受けました。
畑では、化学的な農薬や肥料に頼らず、土壌や植物の状態を観察しながら、自然に敬意を払った農業を実践。
醸造でも野生酵母による自然発酵を行い、過度に味わいを整えることなく、ブドウと土地の表情をそのままワインへ映し出します。
モンタルチーノのサンジョヴェーゼを中心としながら、近年はアミアータ山麓やトスカーナの海沿いへも活動を広げ、古い混植畑や土地に根づく白ブドウにも向き合っています。
素朴な親しみやすさと繊細さ、自然な生命力を備えたワインを生み出す、トスカーナを代表する姉妹の造り手です。
