フォンテレンツァ/ビアンコスピーノ 2020
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【白(醸し)・しっかり】
★熟した柑橘と紅茶、古樹の深い旨みを備えた醸しの白
樹齢約60年の古い白ブドウから造られる、厚みと奥行きを備えた白ワインです。
黄桃や杏、熟したりんごを思わせる果実の香りに、オレンジピール、カモミール、紅茶、蜜蝋、乾燥したハーブのニュアンス。
口当たりには豊かな果実味と丸みがあります。
果皮とともに約30日間醸すことで、白ワインとしてはしっかりとした質感と繊細なタンニンが生まれ、柑橘のほろ苦さが味わいを引き締めます。
酸は穏やかに感じられますが、古樹に由来する凝縮した旨みとミネラルがあり、余韻は長く続きます。
キュヴェ名の「ビアンコスピーノ」は、イタリア語で「サンザシ」を意味します。
かつてフォンテレンツァの近隣にある古い区画から、トレッビアーノやマルヴァジーアを分けてもらったことをきっかけに誕生しました。
2020年は、親交のあるキャンティの造り手から譲り受けた、樹齢約60年のブドウを使用。
収穫したブドウは、野生酵母のみで自然発酵させ、果皮とともに約30日間醸します。
その後、オーク樽で約12か月熟成。
長い醸しと樽熟成によって、果実の豊かさ、紅茶のような渋み、ハーブや土を思わせる複雑な風味が調和しています。
「醸しの白」の力強さを備えていますが、過度に重く抽出された印象ではなく、古いブドウが持つ深さをゆっくりと引き出した味わいです。
鶏肉や豚肉のロースト、魚介の炭火焼き、きのこのリゾット、甲殻類、熟成チーズなどと好相性。
鶏の水炊き、豚しゃぶ、焼き魚、天ぷら、味噌漬け、出汁を利かせた煮物などにもよく合います。
12〜14℃ほどを目安に、大きめのグラスでお楽しみください。飲む30分〜1時間ほど前に抜栓し、温度と空気によって果実や紅茶、ハーブの香りがほどけていく変化もお楽しみください。
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▼商品情報
タイプ/白(醸し)
品種/トレッビアーノ、マルヴァジーア
ヴィンテージ/2020年
容量/750ml
アルコール度数/13%
産地/イタリア/トスカーナ
熟成/オーク樽
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▼造り手紹介
フォンテレンツァ【イタリア/トスカーナ】
フォンテレンツァは、トスカーナ州モンタルチーノの南西、サンタンジェロ・イン・コッレにある家族経営のワイナリーです。
営んでいるのは、双子の姉妹、マルゲリータとフランチェスカ・パドヴァーニ。
ミラノで育った二人は、両親が1975年に購入したこの土地で夏休みを過ごし、幼い頃からモンタルチーノの自然に親しんできました。
1997年、姉のマルゲリータが21歳でミラノを離れ、フォンテレンツァへ移住。まずオリーヴの栽培とオイル造りを始め、1999年に初めてブドウを植えました。
2000年にはフランチェスカも加わり、姉妹による本格的なワイン造りが始まります。
レ・ボンチエのジョヴァンナ・モルガンティや、マッサ・ヴェッキアのファブリーツィオ・ニコライーニとも親交が深く、その農業とワイン造りから大きな影響を受けました。
畑では、化学的な農薬や肥料に頼らず、土壌や植物の状態を観察しながら、自然に敬意を払った農業を実践。
醸造でも野生酵母による自然発酵を行い、過度に味わいを整えることなく、ブドウと土地の表情をそのままワインへ映し出します。
モンタルチーノのサンジョヴェーゼを中心としながら、近年はアミアータ山麓やトスカーナの海沿いへも活動を広げ、古い混植畑や土地に根づく白ブドウにも向き合っています。
素朴な親しみやすさと繊細さ、自然な生命力を備えたワインを生み出す、トスカーナを代表する姉妹の造り手です。
