G.D.ヴァイラ/バローロ・アルベ 2020
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【赤・しっかり】
★赤い果実とバラ、凛とした気品を備えたバローロ
バローロらしい風格と、G.D.ヴァイラならではの華やかさを、親しみやすく楽しめる一本。
使用するのは、イタリア・ピエモンテを代表する黒ブドウ、ネッビオーロ100%。
バローロ村にあるラ・ヴォルタ、フォッサーティ、コステ・ディ・ヴェルニュという、標高の高い3つの畑のブドウを重ねて造られています。
畑は標高380〜480mに位置し、南南東から南西まで、それぞれ異なる方向を向いています。
「アルベ」は、イタリア語で「夜明け」を意味する「アルバ」の複数形。
向きの異なる3つの畑を巡ると、時間差で朝日が昇り、まるで一日に3度の夜明けを迎えるように見えることから名付けられました。
単一畑の個性を追求するのではなく、異なる畑の表情を重ねることで、伝統的なバローロの調和と奥行きを表現しています。
2020年は、早く始まった生育が春から夏にかけて穏やかに進み、収穫まで長い時間をかけてブドウが成熟したヴィンテージ。
香りの豊かさと品種らしい個性、美しいタンニンを備えた年とされています。
収穫は10月1日から14日にかけて行われ、畑、選果台、除梗後の果粒という3段階で丁寧に選別。
ステンレスタンクで穏やかな櫂入れと液循環を行いながら発酵させ、ブドウの状態に応じて27〜57日間、果皮とともに醸されました。
一部には、果皮を果汁の中へ沈めたまま発酵を続ける「サブマージド・キャップ」という伝統的な手法を採用。
果皮を過度に刺激せず、ネッビオーロの繊細な香りと上質なタンニンを、ゆっくりと引き出しています。
その後、40〜75ヘクトリットルのスラヴォニア産オーク大樽で26か月間熟成。
小樽由来の強い香りを与えることなく、果実と土地の個性を生かして仕上げられています。
フレッシュなチェリーやラズベリー、赤スグリを思わせる、明るく伸びやかな果実の香り。
バラやスミレ、オレンジの皮、ドライハーブに、砕いた石を思わせる涼やかなニュアンスが重なります。
口に含むと、瑞々しい赤い果実と生き生きとした酸が、明るくエネルギッシュに広がります。
若々しく緻密なタンニンがしっかりとした骨格をつくりながら、口当たりには硬さだけではない、滑らかな厚みと優雅さがあります。
バローロらしい力強さを備えつつ、重たさや過度な濃厚さを感じさせない、華やかで均整の取れた味わい。
今からでも果実の美しさを楽しめますが、時間とともにタンニンがほどけ、より複雑で妖艶な表情へと変化していく熟成力も備えています。
バローロを初めて飲む方にも、まずおすすめしたい一本です。
少し大きめのグラスに注ぎ、ゆっくりと空気に触れさせながらお楽しみください。
牛肉や仔羊のロースト、煮込み料理、キノコやトリュフを使った料理、熟成したチーズなどと好相性。
すき焼き、牛肉のしぐれ煮、焼鳥のタレ、豚の角煮、キノコの炊き込みご飯など、甘辛さや旨みのある和食にもおすすめです。
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▼商品情報
タイプ/赤
品種/ネッビオーロ100%
ヴィンテージ/2020年
容量/750ml
産地/イタリア/ピエモンテ
※掲載写真のヴィンテージが異なる場合がございます。お届けする商品は、商品名・商品情報に記載のヴィンテージです。
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▼造り手紹介
G.D.ヴァイラ【イタリア/ピエモンテ】
イタリア・ピエモンテ州、バローロ村の西側に位置するヴェルニュを拠点とする、家族経営のワイナリーです。
1972年、アルド・ヴァイラによって設立されました。
アルドは若くしてワイン造りを志し、祖父が所有していたわずかな畑から自身の歩みを始めます。
1971年には、当時のピエモンテではまだ珍しかった有機的な農法をいち早く採用。
畑に草を生やして土壌を守り、植物や動物を含めた生態系の多様性を大切にしながらブドウを育ててきました。
大きな転機となったのは、ランゲ一帯が深刻な雹害に見舞われた1986年。
多くの農家がワイン造りを断念する中、アルドはこの土地に残ることを決意します。
売りに出されたブリッコ・デッレ・ヴィオーレ、フォッサーティ、コステなどの優良畑を取得し、現在のワイナリーの礎を築きました。
G.D.ヴァイラが大切にするのは、ワインからブドウ本来の味わいが素直に感じられること。
樽の香りや過度な抽出によって飾り立てるのではなく、ネッビオーロの果実、香り、畑の個性を丁寧に引き出します。
伝統的な大樽熟成を基本としながら、毎年数多くの試験醸造を行い、その年のブドウに最も適した方法を探求。
自らを伝統派と位置づけながらも、伝統とは毎年同じことを繰り返すことではないと考え、常に造りを進化させています。
ヴァイラのワインは、バローロ村の特徴である華やかさと柔らかさ、繊細な複雑味を備えています。
若いうちは果実の純粋さと均整の取れた味わいを楽しめ、熟成とともに香りと奥行きを増していくのが魅力です。
現在はアルドと妻ミレーナに加え、息子のジュゼッペが経営を担い、イシドロが栽培と醸造に参加。
家族で畑と伝統を受け継ぎながら、バローロを代表する造り手として歩み続けています。
