イル・ファルネート/フリザン・ロッソ 2021
イル・ファルネート/フリザン・ロッソ 2021

イル・ファルネート/フリザン・ロッソ 2021

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【赤微発泡・ややかろやか】
★黒い果実と心地よいタンニン、食事を誘うドライなランブルスコ

赤ワインの果実味と、軽快な泡立ちを一緒に楽しめる、辛口の微発泡ワイン。

イタリア、エミリア=ロマーニャの食卓に根づくランブルスコを、ブドウの素直な味わいが伝わるよう、自然な方法で仕上げています。

使用するのは、ランブルスコ・グラスパロッサ100%。
グラスパロッサは、ランブルスコを構成する品種の中でも色が濃く、豊かな果実味としっかりとしたタンニンを備えています。

2021年は収穫量が少なかった一方、ブドウがよく熟し、果皮の色素や果実の凝縮感に恵まれたヴィンテージ。

収穫したブドウは除梗し、果皮とともに数時間発酵させた後に圧搾します。
その後、保存しておいた同じグラスパロッサのモスト(発酵前のブドウ果汁)を加えて瓶詰め。

添加した酵母に頼らず、瓶内で再び発酵させることで、自然な泡を生み出しています。
発酵後の澱を取り除かず、そのままリリース。

きれいに整えすぎることなく、ブドウの果実味や酵母由来の旨みまで瓶の中に残しています。

色調は、紫がかった深みのあるルビーレッド。
ブラックチェリーやブルーベリー、プラムを思わせる、瑞々しく少し甘やかな果実の香りが広がります。

スミレやカーネーション、黒胡椒、甘草、ほのかな土やハーブのニュアンスが重なり、澱をなじませることで酵母やパンを思わせる香りも現れます。

口に含むと、細かな泡とともに、熟した黒い果実の旨みが生き生きと広がります。
香りには果実の甘さを感じますが、味わいはドライ。

伸びやかな酸と優しいタンニンが全体を引き締め、余韻にはチェリーの皮やスパイスを思わせる、心地よいほろ苦さが残ります。

2021年は例年に比べて泡立ちもしっかりと感じられ、凝縮した果実味と酸、タンニンのバランスに優れた仕上がりです。

赤ワインの飲み応えを備えながら、重たさを感じさせず、次の一口や料理を自然に誘ってくれる味わい。

華やかな席のための発泡ワインというより、ピッツァや肉料理を囲みながら、気軽に飲み進めたい食卓のランブルスコです。

十分に冷やしてから開栓してください。

このワインは、瓶底の澱も含めて味わうことを造り手がすすめています。
開栓前に瓶をゆっくりと上下に返して澱をなじませ、少し落ち着かせてから、吹きこぼれに注意して静かに開けてください。

澄んだ状態から飲み始め、途中で澱をなじませながら味わいの変化を楽しむこともできます。

生ハムやサラミ、モルタデッラ、ピッツァ、ミートソースのパスタ、豚肉のグリル、ソーセージなどと好相性。

鶏の唐揚げ、焼き餃子、焼鳥、豚の生姜焼き、豚キムチ、すき焼きなど、脂や甘辛い味つけのある日々の料理にも幅広くおすすめです。


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▼商品情報

タイプ/赤微発泡
品種/ランブルスコ・グラスパロッサ100%
ヴィンテージ/2021年
容量/750ml
アルコール度数/11%
産地/イタリア/エミリア=ロマーニャ

※掲載写真のヴィンテージが異なる場合がございます。お届けする商品は、商品名・商品情報に記載のヴィンテージです。


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▼造り手紹介
イル・ファルネート【イタリア/エミリア=ロマーニャ】

イタリア北部、レッジョ・エミリアとモデナの間に位置するカステッララーノ。

この町の郊外にある丘陵地でワインを造るのが、マルコ・ベルトーニが営むイル・ファルネートです。

マルコは、代々続くブドウ農家の出身ではありません。
幼い頃からサッスオーロ周辺で見てきた地域のワイン造りに憧れ、自分の理想とする農業とワインを一から形にしてきました。

2000年、第二次世界大戦以前にはブドウ畑だったものの、その後は放棄されていた土地を取得。
翌2001年から少しずつブドウを植え、ワイナリーとしての歩みを始めました。

畑が広がるのは、標高約250mの緩やかな丘陵地。
昼夜の寒暖差があり、粘土を多く含む土壌と乾燥した風に恵まれています。

湿度が低く、ブドウの病害が発生しにくい環境を生かし、効率を優先した近代的な農業ではなく、手作業を中心とした栽培を実践。

農薬によって樹を管理するのではなく、土地の自然環境と、ブドウ樹が本来備えている力を尊重しています。

現在所有する畑は約8ヘクタール。
ランブルスコ・グラスパロッサ、マルツェミーノ、カベルネ、スペルゴラ、ソーヴィニヨン・ブラン、シャルドネなどを栽培しています。

中でも大切にしているのが、地域の食卓に根づくランブルスコ、かつて「ベスメイン」と呼ばれていたマルツェミーノ、そしてエミリアの古い白ブドウ、スペルゴラです。

醸造では、培養酵母によって味わいを整えることを避け、ブドウに付着する野生酵母による自然な発酵を大切にしています。

必要に応じて最低限の温度管理を行いますが、冬の寒さを利用して自然に澱を沈めるなど、地元で受け継がれてきた方法を尊重。

亜硫酸の使用も必要最低限にとどめています。
瓶内で発酵させる微発泡ワインでは、保存しておいたブドウ果汁を加え、春の気温上昇を利用して再び発酵。

澱引きを行わないフリッツァンテでは、ブドウの果実味だけでなく、酵母由来の旨みや素朴な風味まで瓶の中に残しています。

マルコが目指しているのは、特別な知識がなければ楽しめないワインではありません。
土地の料理とともに気軽に飲み続けられ、毎日の食卓の風景に自然になじむワインです。

瑞々しい果実味と骨格をつくる酸、飾らない飲み心地。

イル・ファルネートは、エミリアに受け継がれてきた日常のワインを、現代の感性で率直に表現している造り手です。


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