アルベルト・アングイッソラ/カゼビアンコ 2023
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【白(醸し)・ややかろやか】
★花と柑橘、瑞々しい果実とほろ苦さを楽しむ醸しの白
高樹齢のブドウが持つ豊かな香りと旨みを、軽やかな飲み心地に仕上げた、カゼを代表する醸しの白ワイン。
使用するのは、マルヴァジーア、モスカート、オルトゥルーゴ、マルサンヌ。
異なる白ブドウが同じ畑の中に植えられた、昔ながらの高樹齢の畑から造られています。
かつてこの地域では、複数の品種をひとつの畑で育て、それらを一緒に仕込むことが珍しくありませんでした。
効率を優先する現代の栽培では失われつつある風景ですが、アルベルトは、今も実を結ぶ古いブドウ樹を放置するのはもったいないと考えています。
それ以上に、人が手をかけながら古い畑を守ることは、その土地に根づく文化を次の世代へつなぐことでもある。
カゼビアンコは、そんなアルベルトの思いから生まれたワインです。
手作業で収穫した異なる品種のブドウを一緒に仕込み、野生酵母によって自然に発酵。
果皮とともに約40日間醸すことで、白ブドウの華やかな香りと果実味に、穏やかなタンニンやほろ苦さ、複雑な旨みを重ねています。
その後はステンレスタンクで熟成。
樽の風味を加えることなく、高樹齢のブドウとヴィンテージの個性を生かして仕上げられています。
オレンジやレモン、黄色いリンゴ、洋梨、ビワを思わせる、明るく瑞々しい果実の香り。
白い花やハーブ、紅茶、蜂蜜、ショウガを思わせる、華やかで少しエキゾチックなニュアンスが重なります。
口に含むと、熟した果実の旨みと生き生きとした酸が軽快に広がります。
果皮由来のタンニンは穏やかで、余韻に残る柑橘の皮のようなほろ苦さが、香り豊かな果実味を心地よく引き締めます。
醸しによる奥行きはありながら、重たさや強すぎる渋みはなく、すっと身体に馴染むような飲み心地。
開けたてには、舌の上にわずかなガスを感じる場合がありますが、時間とともにほどけ、果実や花、ハーブの香りがゆっくりと広がっていきます。
毎年同じ味わいを目指すのではなく、その年のブドウの状態を受け入れて造られるため、ヴィンテージごとに表情が異なるのもカゼビアンコの魅力です。
醸しの白ワインを初めて飲む方や、香り豊かで飲み疲れしないワインをお探しの方にもおすすめ。
少し冷やした状態から飲み始め、温度の上昇とともに変化する果実や紅茶、ハーブの表情をお楽しみください。
魚介のカルパッチョや香草焼き、鶏肉や豚肉の料理、野菜料理、フレッシュチーズなどと好相性。
焼き魚、鶏の唐揚げ、豚しゃぶ、春巻き、天ぷら、出汁を使った料理など、日々の食卓にも幅広くおすすめです。
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▼商品情報
タイプ/白(醸し)
品種/マルヴァジーア、モスカート、オルトゥルーゴ、マルサンヌ
ヴィンテージ/2023年
容量/750ml
アルコール度数/11%
産地/イタリア/エミリア・ロマーニャ
※掲載写真のヴィンテージが異なる場合がございます。お届けする商品は、商品名・商品情報に記載のヴィンテージです。
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▼造り手紹介
アルベルト・アングイッソラ【イタリア/エミリア・ロマーニャ】
イタリア北部、エミリア・ロマーニャ州の西端に位置するトラーヴォ。
ピアチェンツァの南を流れるトレッビア川を見下ろす、標高530〜560mの丘陵地帯でワインを造るのが、アルベルト・アングイッソラです。
ワイナリー名の「カゼ」は、祖父母が暮らしていたカザル・ポッツィーノという地区を、地元の人々が呼ぶ際の通称に由来します。
アルベルトは1998年、この地に土地を購入し、ブドウ栽培を開始。
当初は国際的なスプレー缶製造会社で働きながら、ワイン造りとの二足の草鞋を履いていました。
大きな影響を与えたのが、当時ラ・ストッパの栽培・醸造責任者を務め、後にデナーヴォロを立ち上げるジューリオ・アルマーニです。
親交の深かったジューリオとともに畑仕事や自家用ワイン造りに取り組むうちに、アルベルトの中で、本格的にワインを造りたいという思いが強くなっていきました。
標高の高さと粘土質を主体とする土壌に可能性を感じ、ブルゴーニュ産の低収量型クローンによるピノ・ネーロを植樹。
2000年に、自身のファーストヴィンテージを造り上げます。
当初から目指してきたのは、ブドウ品種、土地、ヴィンテージの個性を率直に表現するワイン。
畑では化学合成された農薬や除草剤に頼らず、自然環境への敬意を大切にしながらブドウを育てています。
収穫は手作業で行い、未熟な房や傷んだ房を丁寧に選別。
醸造では培養酵母を使わず、ブドウに付着する野生酵母による自然な発酵を行います。
白ブドウにも長い醸しを施し、果汁だけでなく、果皮に蓄えられた香りや旨み、土地の情報までワインに映し出しています。
2009年ヴィンテージまではラ・ストッパの醸造所を借りていましたが、2010年に自身のワイナリーが完成。
2011年からは、近隣で耕作放棄されそうになっていた高樹齢のブドウ畑も借り受け、古い樹を次の世代へ残す取り組みを始めました。
2012年には長年勤めた会社を退職し、ワイン造りに専念。
現在は共同経営者のディエゴ・ラガッツィとともに、約4.5ヘクタールの畑からワインを生み出しています。
土地とヴィンテージによって毎年異なるブドウの声に耳を傾け、決まった型にはめ込まない。
カゼのワインには、アルベルトの柔軟な感性と、自然に対する誠実な姿勢が素直に表れています。
