アルベルト・アングイッソラ/カセキ 2021
アルベルト・アングイッソラ/カセキ 2021

アルベルト・アングイッソラ/カセキ 2021

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【白(醸し)・ややしっかり】
★熟した果実と華やかな香り、塩気とタンニンを備えた醸しの白

マルヴァジーアの華やかさと、約3か月に及ぶ醸しによる力強い骨格を楽しめる、特別な一本。

使用するのは、エミリア・ロマーニャの土着品種、マルヴァジーア・アロマティカ・ディ・カンディア100%。

本来は、カゼの定番である「カゼビアンコ2021」の2回目のボトリング分にブレンドされる予定でした。

しかし、もう一方のワインの揮発酸が高くなったことに加え、このワインが際立った個性を備えていたため、混ぜることなく単独で瓶詰めすることを決断。

こうして誕生したのが「カセキ」です。

果皮とともに約2〜3か月間、野生酵母によって自然に発酵。

白ワインとしては非常に長い醸しによって、マルヴァジーアの豊かな香りや果実味だけでなく、果皮由来のタンニンと複雑な旨みを丁寧に引き出しています。

その後はステンレスタンクで熟成。

品種とヴィンテージの個性を覆い隠すような樽の香りを与えず、ブドウそのものの表情を生かして仕上げられています。

「カセキ」という名前は、日本語の「化石」に由来します。

印象的なアンモナイトのエチケットが表すように、長い時間を閉じ込めた石を思わせる、豊かなミネラル感や塩気を備えたワインです。

桃やアプリコット、オレンジ、熟した柑橘を思わせる、明るく芳醇な果実の香り。

金木犀やドライフラワー、紅茶、ハーブ、スパイスを思わせるニュアンスが重なります。

口に含むと、熟した果実の厚みと生き生きとした酸が、滑らかに広がります。

長い醸しによるタンニンはしっかりと感じられますが、粗さや重たさはなく、果実の華やかさを支える緻密な骨格となっています。

余韻には柑橘の皮を思わせるほろ苦さと、石や潮を連想させる塩気が長く持続。

香り、果実、酸、タンニン、ミネラルが充実した、立体感のある味わいです。

親しみやすい飲み心地のカゼビアンコに対し、より深い醸しの風味と力強い構成を楽しめる一本。

醸しの白ワインが好きな方にはもちろん、赤ワインのような骨格を備えた白ワインをお探しの方にもおすすめです。

少し大きめのグラスに注ぎ、冷やしすぎない温度から、ゆっくりと空気に触れさせながらお楽しみください。

鶏肉や豚肉のロースト、魚介の香草焼き、スパイスを使った料理、キノコ料理、熟成したチーズなどと好相性。

鶏の唐揚げ、豚の角煮、焼鳥、春巻き、天ぷら、味噌を使った料理など、旨みや香ばしさのある日々の食卓にもおすすめです。


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▼商品情報

タイプ/白(醸し)
品種/マルヴァジーア・アロマティカ・ディ・カンディア100%
ヴィンテージ/2021年
容量/750ml
アルコール度数/10.5%
産地/イタリア/エミリア・ロマーニャ

※掲載写真のヴィンテージが異なる場合がございます。お届けする商品は、商品名・商品情報に記載のヴィンテージです。


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▼造り手紹介
アルベルト・アングイッソラ【イタリア/エミリア・ロマーニャ】

イタリア北部、エミリア・ロマーニャ州の西端に位置するトラーヴォ。

ピアチェンツァの南を流れるトレッビア川を見下ろす、標高530〜560mの丘陵地帯でワインを造るのが、アルベルト・アングイッソラです。

ワイナリー名の「カゼ」は、祖父母が暮らしていたカザル・ポッツィーノという地区を、地元の人々が呼ぶ際の通称に由来します。

アルベルトは1998年、この地に土地を購入し、ブドウ栽培を開始。

当初は国際的なスプレー缶製造会社で働きながら、ワイン造りとの二足の草鞋を履いていました。

大きな影響を与えたのが、当時ラ・ストッパの栽培・醸造責任者を務め、後にデナーヴォロを立ち上げるジューリオ・アルマーニです。

親交の深かったジューリオとともに畑仕事や自家用ワイン造りに取り組むうちに、アルベルトの中で、本格的にワインを造りたいという思いが強くなっていきました。

標高の高さと粘土質を主体とする土壌に可能性を感じ、ブルゴーニュ産の低収量型クローンによるピノ・ネーロを植樹。

2000年に、自身のファーストヴィンテージを造り上げます。

当初から目指してきたのは、ブドウ品種、土地、ヴィンテージの個性を率直に表現するワイン。

畑では化学合成された農薬や除草剤に頼らず、自然環境への敬意を大切にしながらブドウを育てています。

収穫は手作業で行い、未熟な房や傷んだ房を丁寧に選別。

醸造では培養酵母を使わず、ブドウに付着する野生酵母による自然な発酵を行います。

白ブドウにも長い醸しを施し、果汁だけでなく、果皮に蓄えられた香りや旨み、土地の情報までワインに映し出しています。

2009年ヴィンテージまではラ・ストッパの醸造所を借りていましたが、2010年に自身のワイナリーが完成。

2011年からは、近隣で耕作放棄されそうになっていた高樹齢のブドウ畑も借り受け、古い樹を次の世代へ残す取り組みを始めました。

2012年には長年勤めた会社を退職し、ワイン造りに専念。

現在は共同経営者のディエゴ・ラガッツィとともに、約4.5ヘクタールの畑からワインを生み出しています。

土地とヴィンテージによって毎年異なるブドウの声に耳を傾け、決まった型にはめ込まない。

カゼのワインには、アルベルトの柔軟な感性と、自然に対する誠実な姿勢が素直に表れています。


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