ヴァルテル・ムレチニック/レブーラ 2018
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【白(醸し)・ややしっかり】
★熟した柑橘と紅茶、静かな旨みが広がるレブーラ
スロヴェニア西部、ヴィパーヴァ渓谷を代表する白ブドウ、レブーラから造られるワインです。
レブーラは、イタリアのフリウリ地方でリボッラ・ジャッラと呼ばれる品種。
ヴァルテル・ムレチニックは、この土地の個性をよく映し出す大切な品種として、長年レブーラと向き合ってきました。
収穫したブドウは、果皮や種とともに3〜4日間醸しながら、ブドウに付着する自然酵母によって発酵。
温度管理を行わず、ブドウの持つ力に委ねてゆっくりと発酵を進めます。
圧搾後は、アカシアまたはオークの大樽で約2年間熟成。
濾過や清澄を行わずに瓶詰めし、さらに瓶内で時間を重ねてからリリースされています。
色合いは、落ち着きのある黄金色から淡い琥珀色。
熟した柑橘や黄桃、ドライアプリコットを思わせる果実の香りに、紅茶や乾燥したハーブ、蜜、ほのかな香ばしさが重なります。
口に含むと、穏やかな果実味と酸、果皮由来のきめ細かな渋みが一体となって広がります。
華やかさを前面に出すのではなく、ゆっくりとほどけていく旨みと、落ち着いた余韻が魅力。
白ワインの瑞々しさと、赤ワインにも通じる骨格を併せ持った、ムレチニックらしいレブーラです。
冷やしすぎず、12〜14℃ほどからお楽しみください。
少し大きめのグラスに注ぎ、時間をかけて飲むことで、香りと味わいがゆっくりと開いていきます。
鶏肉や豚肉のロースト、きのこ料理、焼き野菜と好相性。
出汁を使った煮物や魚の西京焼き、熟成したチーズなど、旨みを備えた料理にもよく合います。
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▼商品情報
タイプ/白(醸し)
品種/レブーラ100%
ヴィンテージ/2018年
容量/750ml
アルコール度数/11.5%
産地/スロヴェニア/ヴィパーヴァ渓谷
熟成/アカシアまたはオークの大樽
※掲載写真のヴィンテージが異なる場合がございます。お届けする商品は、商品名・商品情報に記載のヴィンテージです。
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▼造り手紹介
ヴァルテル・ムレチニック【スロヴェニア/ヴィパーヴァ渓谷】
イタリアのフリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州と国境を接する、スロヴェニア西部のヴィパーヴァ渓谷。
山々に囲まれ、イタリアとスロヴェニアの文化が交わるこの土地で、ムレチニック家は1820年頃からブドウ栽培とワイン造りを続けてきました。
現在の拠点は、ブコヴィーカ村にある1658年築の歴史ある農場です。
ヴァルテルの祖父アンゲルと祖母アナが1920年にこの土地を購入し、家族の暮らしとワイン造りを受け継いできました。
1986年に農場を引き継いだヴァルテルは、1989年からワインの自家瓶詰めを開始。
翌1990年には、生産するすべてのワインを自ら瓶詰めするようになりました。
1993年に、国境の向こう側でワインを造るヨスコ・グラヴネルと出会い、その考え方に大きな影響を受けます。
同じ時代にラディコンやラ・カステッラーダ、ビアンカーラなどの造り手たちとも交流を重ねながら、自らが目指すワイン造りを確かなものにしていきました。
現在は息子のクレメンとともに約9haの畑を営み、レブーラやシャルドネ、ソーヴィニオナス、メルローなどを栽培しています。
畑では、除草剤や殺虫剤、化学肥料に頼らず、草やさまざまな植物を残しながら、自然の循環を大切にしてブドウを育てています。
ブドウ樹を密植し、一株あたりの収量を抑えることで、土地の個性を蓄えた健全な果実を収穫。
作業の多くを手仕事で行い、ブドウが最もよく熟した時期を見極めて収穫します。
白ブドウも果皮とともに醸し、ブドウに付着する自然酵母によって、温度管理を行わずに発酵。
清澄などによって味わいを整えることはせず、必要に応じて瓶詰め時にごく少量の亜硫酸を使用するのみです。
発酵を終えたワインは、大きな木樽で約2年間ゆっくりと熟成。
瓶詰め後もさらに数年間セラーで休ませ、ワインが自ら落ち着き、味わいを深めるための時間を十分に与えてからリリースされます。
年間生産量は約12,000本。
自然なワイン造りを強く主張するのではなく、ブドウと土地が持つ力を信じ、必要以上に手を加えず、静かに時間を重ねる。
熟成によって生まれる複雑さと落ち着き、力強さの中に感じられる繊細さ。
ヴィパーヴァ渓谷の風土と、200年以上受け継がれてきた家族の歩みを、一本のワインの中に映し出す造り手です。
