ラディコン/ヤーコット 2020 1000ml
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【白(醸し)・しっかり】
★ドライアプリコットと紅茶、香ばしく奥深いフリウラーノ
フリウラーノというブドウの個性を、ラディコンの長期の醸しと熟成によって引き出した一本です。
ドライアプリコットやオレンジピール、熟した洋梨を思わせる果実の香りに、カモミール、干し草、紅茶、蜜蝋、アーモンドのニュアンス。
口当たりには豊かな厚みがあり、果皮から引き出されたきめ細かな渋みと、フリウラーノらしい穏やかな苦みが味わいに奥行きを与えています。
果実の柔らかさを備えていますが、伸びやかな酸とミネラル感があり、余韻はドライで香ばしく、長く続きます。
オスラーヴィエが複数品種による華やかさと広がりを見せるのに対し、ヤーコットはより落ち着きがあり、滋味深く、飲むほどに細かな表情が現れるワインです。
ヤーコットのファーストヴィンテージは2001年。
それまでオスラーヴィエに混ぜていたフリウラーノを、単独で瓶詰めしたことから始まりました。
かつて「トカイ・フリウラーノ」と呼ばれていた品種が「トカイ」を名乗れなくなったことへのユーモアを込め、「Tokaj」の文字を逆から並べて「Jakot」と名付けられています。
収穫したブドウは木製の発酵槽で土着酵母によって自然発酵。果皮とともに2〜3か月ほど醸し、圧搾後は大樽で約3年間熟成させます。
瓶詰め後もさらに約3年間休ませ、香り、酸、渋みがゆっくりと調和するのを待ってからリリースされます。
発酵から瓶詰めまで亜硫酸塩を添加せず、清澄や濾過も行いません。
華やかさだけでは語れない、香ばしさ、ほろ苦さ、滋味深い旨み。時間をかけて向き合うほど、フリウラーノの奥行きを感じられる一本です。
豚肩肉のロースト、鶏肉のクリーム煮、きのこのパスタ、焼き野菜、熟成したコンテやパルミジャーノなどと好相性。
味噌漬けの豚肉、鶏肉の西京焼き、茄子の田楽、天ぷら、筍や山菜を使った料理などにもよく合います。
12〜14℃ほどを目安に、大きめのグラスでお楽しみください。飲む1時間ほど前に抜栓すると、閉じていた果実やハーブ、紅茶を思わせる香りがゆっくりとほどけていきます。
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▼商品情報
タイプ/白(醸し)
品種/フリウラーノ100%
ヴィンテージ/2020年
容量/1000ml
アルコール度数/13.5%
産地/イタリア/フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア
熟成/大樽で約3年間
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▼造り手紹介
ラディコン【イタリア/フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア】
ラディコンは、スロヴェニアとの国境に近いフリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州オスラーヴィアにある家族経営のワイナリーです。
ラディコン家がこの地に居を構えたのは1807年。第一次世界大戦後の1920年に、現当主サシャの祖父がワイナリーとしての活動を始めました。
1980年にスタニスラオ、通称スタンコ・ラディコンがワイナリーを継承。それまで量り売りしていたワインの自家瓶詰めを始め、国際的にも高い評価を受ける白ワインを造るようになります。
しかしスタンコは、赤ワインの方が白ワインよりも複雑で価値の高いものとして扱われていることに疑問を抱きます。
「白ワインでも、ブドウが持つ複雑さを自然な形で引き出せるのではないか」
そこで着目したのが、祖父の時代に行われていた、白ブドウを果皮や種とともに発酵させる昔ながらの醸造方法でした。
1995年からリボッラ・ジャッラで実験的な醸し発酵を始め、1997年にはすべての白ワインに採用。現在は2〜3か月に及ぶ醸しと、樽・瓶で合わせて約6年間という長い熟成を経てリリースしています。
畑では除草剤や化学肥料を使わず、収量を厳しく抑えて手摘みで収穫。醸造では土着酵母による自然発酵を行い、亜硫酸塩を添加せず、清澄や濾過も行いません。
2016年にスタンコが亡くなった後は、息子のサシャを中心に、母スザーナや家族がその哲学を受け継いでいます。
力強く複雑でありながら、長い時間によってすべての要素が調和している。現在の醸しワインの世界に大きな影響を与えた、唯一無二の造り手です。
