ラディコン/ピニョーリ 2014 500ml
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【赤・しっかり】
★熟した黒い果実とハーブ、力強さと気品を備えた長期熟成の赤
ラディコンが、フリウリの土着品種ピニョーロから造る、非常に希少な赤ワイン。
ピニョーロは粒が小さく、強い酸とタンニンを持つ、栽培も醸造も難しいブドウです。
アメリカ系の台木になじみにくく、ワインになってからも味わいの均衡が整うまでに、長い時間を必要とします。
「ピニョーリ」は、ピニョーロの複数形。
ピニョーロという言葉には「細かなことにこだわる」「面倒な、厄介な」といった意味もあり、難しいブドウだけではなく、自分たち造り手も“厄介な者たち”だという、スタンコ・ラディコンらしいユーモアが込められています。
ラディコンがピニョーロを植え始めたのは、1990年代の終わり頃。
長い試行錯誤を経て、2004年ヴィンテージから「ピニョーリ」として正式にリリースされるようになりました。
収穫したブドウは、果皮とともに約1か月間発酵。
その後、使い込んだ木樽で最低5年間、さらに瓶内で最低6年間熟成させます。
2014年のブドウが、10年以上の時間を経てようやく蔵出しされた、ラディコンのセレクションラインを象徴する一本です。
ブラックチェリーやプラム、カシスを思わせる、落ち着きのある果実の香り。
ドライハーブや黒コショウ、土、革、タバコを思わせる、熟成由来の複雑なニュアンスが重なります。
豊かな旨みと力強いタンニンを備えていますが、長い樽熟成と瓶内熟成によって角がほぐれ、緻密で奥行きのある味わいに。
熟成を経ても失われない伸びやかな酸が全体を支え、力強さの中に気品と鮮やかさを感じさせます。
華やかな果実味だけで飲ませるワインではなく、土や植物、スパイスなど、さまざまな風味が時間とともにゆっくりと現れる一本。
少し大きめのグラスに注ぎ、温度の上昇や空気に触れることで生まれる変化を、時間をかけてお楽しみください。
牛肉や羊肉の煮込み、ジビエ、ローストした肉料理、熟成したチーズなどと好相性。
牛肉の赤ワイン煮込み、豚の角煮、すき焼き、キノコを使った肉料理など、旨みの強い料理にもおすすめです。
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▼商品情報
タイプ/赤
品種/ピニョーロ100%
ヴィンテージ/2014年
容量/500ml
アルコール度数/13.5%
産地/イタリア/イタリア/フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア
※掲載写真のヴィンテージや容量が異なる場合がございます。お届けする商品は、商品名・商品情報に記載のヴィンテージ、容量です。
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▼造り手紹介
ラディコン【イタリア/イタリア/フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア】
イタリア北東部、スロヴェニアとの国境に近いオスラーヴィアを拠点とするラディコン。
現在のラディコンを築いたスタンコ・ラディコンは、1979年ヴィンテージから自家瓶詰めを始めました。
大きな転機となったのは1995年。
土地を代表する白ブドウ、リボッラ・ジャッラを、果皮とともに発酵させる醸造に取り組み始めます。
試行錯誤を重ねながら醸しと熟成の期間を少しずつ延ばし、2002年にはすべてのワインで長期間の醸しを行い、酸化防止剤を加えずに仕上げる方法を確立しました。
畑では、一株あたりの収量を厳しく抑え、ブドウが十分に成熟するのを待ってから手作業で収穫。
果皮に蓄えられた土地やヴィンテージの情報を引き出すため、木製の開放発酵槽を使い、自然な発酵と長期間の醸しを行います。
その後も、木樽と瓶の中でワインが自ら均衡を整えるまで、数年にわたって熟成。
収穫からリリースまで長い年月をかける、妥協のないワイン造りを続けてきました。
また、ワインをより自然に分け合える容量として、独自の500ml瓶と1000ml瓶を採用したことでも知られています。
2016年にスタンコが逝去した後は、息子のサシャが母スザーナとともにその意志を継承。
効率や流行に左右されることなく、ブドウと土地、そして時間の力を信じたワインを造り続けています。
