フロリバンダ/スィドロ・コン・フィオリ・ディ・サンブーコ 2024
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【白微泡(シードル)・ややかろやか】
★白い花と青りんご、爽やかな酸が弾ける華やかなシードル
自家栽培のリンゴに、農園に咲くサンブーカの花を加えて造られた、華やかで清涼感あふれるシードルです。
ここでいう「サンブーカ」は、イタリアのリキュールではなく、ニワトコの花、いわゆるエルダーフラワーのこと。
地元ではかつて、自家消費用のワインにサンブーカの花を入れて楽しむ習慣があり、フランツはその土地に伝わる味わいから着想を得ました。
使用するリンゴは、樹齢約20年のトッパス。
一般的なシードル専用品種ではなく、酸が豊かで病気に強い食用品種を、樹から落ちる直前まで待って完熟させています。
収穫したリンゴを破砕、圧搾し、発酵が始まるタイミングで、自らの農園に咲くサンブーカの花を約1%加えて一緒に発酵。
その後、遅れて収穫したリンゴの果汁を加えて瓶詰めし、瓶内で二次発酵させています。
澱引きは行わず、SO2も完全無添加。
澱とともに熟成させることでシードルを酸化から守りながら、リンゴと花が持つ香りや旨みをそのままボトルに閉じ込めています。
2024年は気温が低く、雨の多かった年。
リンゴがゆっくりと生育したことで、単に糖度が高いだけではなく、果実としての成熟と豊かな酸を備えたヴィンテージとなりました。
青りんごや洋梨、白桃、レモンを思わせる、瑞々しく爽やかな果実の香り。
そこにエルダーフラワーや白い花、ハーブ、柑橘の皮を思わせる、甘く清々しい香りが重なります。
口に含むと、きめ細かな泡とともに、リンゴの自然な甘みと伸びやかな酸が軽快に広がります。
香りは華やかですが、味わいは甘さを抑えたドライな仕上がり。
サンブーカの花がリンゴの風味を覆うのではなく、果実の香りに清涼感と奥行きを与えています。
余韻には白い花や柑橘、フレッシュハーブを思わせる風味が残り、すっきりとした酸が次の一口を誘います。
シードルに親しみのない方にも飲みやすく、ワインが好きな方にもぜひ味わっていただきたい、フロリバンダならではの一本です。
食前酒としてはもちろん、生ハムやフレッシュチーズ、魚介のカルパッチョ、サラダ、野菜のフリット、豚肉や鶏肉の料理と好相性。
天ぷら、鶏の唐揚げ、春巻き、焼き鳥の塩、白身魚の南蛮漬け、柑橘やハーブを使った料理などにもよく合います。
7〜9℃ほどを目安に、よく冷やしてお楽しみください。
瓶底に澱が残っています。最初はボトルを動かさず澄んだ状態で楽しみ、後半にゆっくりと澱を混ぜると、より厚みのある果実味や旨みを感じられます。
王冠を使用しているため、栓抜きをご用意ください。瓶内二次発酵によるガスを含むため、十分に冷やし、ボトルを振らずにゆっくりと開栓してください。
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▼商品情報
タイプ/白微泡(シードル)
原材料/リンゴ(トッパス)99%、サンブーカの花1%
ヴィンテージ/2024年
容量/750ml
アルコール度数/6%
産地/イタリア/トレンティーノ=アルト・アディジェ
※掲載写真のヴィンテージが異なる場合がございます。お届けする商品は、商品名・商品情報に記載のヴィンテージです。
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▼造り手紹介
フロリバンダ【イタリア/トレンティーノ=アルト・アディジェ】
フロリバンダは、イタリア最北部のトレンティーノ=アルト・アディジェ州、アディジェ川沿いのサロルノ周辺でシードルを造っています。
中心となるのは、植物学者という異色の経歴を持つフランツ・エッゲル。
大学では植物を中心に、自然環境や菌、酵母などを専門的に研究していました。
1994年に大学を離れ、父が営んできたリンゴ農家を引き継いだことをきっかけに、本格的にシードル造りを追求するようになります。
果樹栽培は、ブドウ以上に農薬を使わずに行うことが難しいとされています。
しかしフランツは、植物学者として培った知識を生かし、薬品類の代わりにさまざまな薬草から造る煎じ液を使用。
病気やカビに強いリンゴ品種を選び、無農薬、無肥料による栽培を続けています。
中心となる品種は、トッパスとゴルドラッシュ。
いずれも日本の野生リンゴ、マルス・フロリブンダの性質を受け継ぎ、病気に強く、豊かな酸を備えた品種です。
ブランド名の「フロリバンダ」には、「花に富む」という意味と、リンゴのルーツへの敬意が込められています。
シードル造りでは、完熟したリンゴを破砕、圧搾し、小型のタンクでゆっくりと発酵。
遅れて収穫したリンゴの果汁を加えて瓶詰めし、瓶内で二次発酵させています。
フィルターの使用や澱引きを最小限に抑え、澱とともに熟成させることでシードルを酸化から守り、SO2を添加しない醸造を実現しました。
リンゴだけで造るスィドロをはじめ、カリン、エルダーフラワー、ショウガ、ミントなど、農園や地域で育つ植物を組み合わせたシードルも手がけています。
現在は、農学と飲料技術を学んだ娘のマグダレーナも加わり、家族が培ってきた栽培経験と新しい知識を重ねながら、シードルの可能性をさらに広げています。
植物と微生物への深い理解、尽きることのない探究心から、リンゴの豊かな酸と果実味を生かした、ほかにないシードルを生み出す造り手です。
