ダニエーレ・ポルティナーリ/ピエトロビアンコ 2022
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【白・ややかろやか】
★柑橘と白い果実、古樹の滋味が優しく広がる白
ダニエーレの父が植えた古いブドウ樹から造られる、穏やかで奥行きのある白ワインです。
「ピエトロビアンコ」は次男ピエトロの名前を冠したワインで、2009年が最初のヴィンテージ。
使用するのは、樹齢を重ねたピノ・ビアンコとタイ・ビアンコです。
タイ・ビアンコは、かつてトカイ・フリウラーノと呼ばれ、現在は一般的にフリウラーノとして知られる、この地域に古くから根づく白ブドウ。
爽やかな香りを持つピノ・ビアンコと、果実の厚みや心地よいほろ苦さを備えたタイ・ビアンコが、それぞれの個性を補い合っています。
ブドウは例年8月下旬頃に収穫。
収穫後すぐに圧搾し、果汁を野生酵母によって自然発酵させます。
発酵後は数週間静置して澱を沈め、澱引きした後、再びステンレスタンクへ戻して瓶詰めまで熟成。
清澄や濾過を行わず、古い樹と土地が持つ味わいを自然な形で残しています。
レモンやグレープフルーツ、洋梨、白桃を思わせる、爽やかで柔らかな果実の香り。
白い花やフレッシュハーブ、アーモンドのような香ばしさに、石灰を思わせる鉱物的なニュアンスが重なります。
口当たりは滑らかで、みずみずしい果実味と穏やかな酸が優しく広がります。
タイ・ビアンコ由来のほろ苦さと塩味、古樹から生まれる滋味が味わいに芯を与え、軽快でありながら単調さを感じさせません。
派手な香りや強さではなく、果実とミネラルが静かに溶け合い、飲み進めるほどに味わい深さが感じられる白ワイン。
ダニエーレ・ポルティナーリのワインを初めて飲む方にもおすすめしたい、素直で親しみやすい一本です。
魚介のカルパッチョや貝の白ワイン蒸し、魚介のパスタ、野菜料理、フレッシュチーズと好相性。
刺身や焼き魚、天ぷら、鶏の塩焼き、豚しゃぶ、出汁巻き卵などにもよく合います。
よく冷やした状態から、10〜12℃ほどを目安にお楽しみください。温度が上がるにつれて、果実の柔らかさや古樹由来の奥行きがゆっくりと広がります。
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▼商品情報
タイプ/白
品種/タイ・ビアンコ(フリウラーノ)、ピノ・ビアンコ
ヴィンテージ/2022年
容量/750ml
アルコール度数/11.5%
産地/イタリア/ヴェネト
熟成/澱引き後、ステンレスタンク
※掲載写真のヴィンテージが異なる場合がございます。お届けする商品は、商品名・商品情報に記載のヴィンテージです。
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▼造り手紹介
ダニエーレ・ポルティナーリ【イタリア/ヴェネト】
ダニエーレ・ポルティナーリは、ヴェネト州ヴィチェンツァ県の南部、コッリ・ベーリチのアロンテでワインを造っています。
1970年代、父アンジェリーノが標高約200mの丘陵地にブドウを植え、収穫したブドウを近隣のワイナリーへ販売することから家族の歩みは始まりました。
畑は石灰岩を含む粘土質土壌に広がり、周囲を小さな森に囲まれた自然豊かな場所にあります。
ダニエーレも幼い頃から父の畑仕事を手伝っていましたが、1990年代後半、隣接するガンベッラーラの造り手、ラ・ビアンカーラのアンジョリーノ・マウレと出会ったことで人生が大きく動き始めます。
コッリ・ベーリチは、長い栽培の歴史と優れた土壌を持ちながら、ワイン産地としては広く知られていない土地。
質の高いブドウを育てても、売却するだけではその価値や土地の個性を伝えられないことに、ダニエーレは限界を感じていました。
アンジョリーノの助言を受け、2004年から化学肥料や化学的な農薬に頼らない栽培へ本格的に転換。
2007年にはアンジョリーノから使い古した小樽を借り、自らのブドウによるワイン造りを始めました。
その手応えをもとに2008年から生産を拡大し、2012年以降はブドウの販売をやめ、収穫したすべてのブドウを自ら醸造・瓶詰めしています。
現在は息子のジョヴァンニも本格的に加わり、家族でワイナリーを営んでいます。
栽培するのは、ガルガーネガやタイ・ロッソといった土地に根づく品種のほか、ピノ・ビアンコ、タイ・ビアンコ、メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨンなど。
醸造では野生酵母による自然発酵を基本とし、清澄や濾過、成分の補正など、ワインの個性を大きく変える操作を行いません。
華美な強さではなく、果実と土壌の滋味が静かに広がり、飲むほどに身体へ染み込んでいくような味わい。
まだ広く知られていないコッリ・ベーリチという土地の魅力を、自らのワインを通して伝え続けています。
